アユにおける精子作出可能期間および保存期間の検討(平成28年度)
アユの人工授精に際しては雌の排卵状況に合わせて雄から採精することが多いものの,その都度雄を分養し,採精する手間がかかります。そこで省力化を図るため,成熟雄の排精維持期間や精子の保存期間について調べました。その結果,一度排精したアユは無給餌でも2ヵ月半にわたって排精し続けることがわかりました。一方で採精後の精子は活性を1週間以上維持し続けるものの,発眼率の低下がみられたことから,授精の際はその都度採精することが望ましいと考えられました。...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 栃木県水産試験場研究報告 2018-03 (61), p.17-18 |
---|---|
1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | アユの人工授精に際しては雌の排卵状況に合わせて雄から採精することが多いものの,その都度雄を分養し,採精する手間がかかります。そこで省力化を図るため,成熟雄の排精維持期間や精子の保存期間について調べました。その結果,一度排精したアユは無給餌でも2ヵ月半にわたって排精し続けることがわかりました。一方で採精後の精子は活性を1週間以上維持し続けるものの,発眼率の低下がみられたことから,授精の際はその都度採精することが望ましいと考えられました。 |
---|---|
ISSN: | 1340-8585 |