オオムギ(ハダカムギ)における株腐病の防除対策

オオムギ(ハダカムギ)における株腐病に対して,チウラム・ベノミル粉剤の乾燥種子重量0.5%粉衣処理は,無処理に比べ秋季の発病は同等であるものの,栽培上重要な春季に上位の葉や葉鞘への感染・発病を抑制する効果がみられた。麦わら焼却処理は,土壌中に生存する病原菌の完全な死滅効果は見込めないが,発病部が残存する刈り株の焼却によって,病原菌量を減少させ,発病程度を低減できることが示唆された。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告 2018-03 (10), p.26-32
Hauptverfasser: 芝田, 英明, 萬, 周平, 芝, 章二, 木村, 浩, 松長, 崇, 東, 善敏, 水口, 聡, 大嶋, 涼達, 奈尾, 雅浩
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:オオムギ(ハダカムギ)における株腐病に対して,チウラム・ベノミル粉剤の乾燥種子重量0.5%粉衣処理は,無処理に比べ秋季の発病は同等であるものの,栽培上重要な春季に上位の葉や葉鞘への感染・発病を抑制する効果がみられた。麦わら焼却処理は,土壌中に生存する病原菌の完全な死滅効果は見込めないが,発病部が残存する刈り株の焼却によって,病原菌量を減少させ,発病程度を低減できることが示唆された。
ISSN:1883-7395