乳酸菌ウオヌマ株による発酵野菜・果実ペーストの特徴

農産物の特徴を活かした新たな食品素材の開発を目的として,乳酸菌ウオヌマ株をスターターカルチャーに用いた発酵野菜・果実ペーストの試作を行った。その結果,ウオヌマ株を10 6cfu/g以上接種して5℃で2週間以内に10 7cfu/g以上に増殖すれば,非加熱でも一般生菌数を抑制し大腸菌群陰性の野菜・果実ペーストの製造が可能であった。また,その発酵ペーストは,水溶性ビタミンの損失が少なく,乳酸や機能性アミノ酸が付与された。...

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Veröffentlicht in:新潟県農業総合研究所研究報告 = Journal of the Niigata Agricultural Research Institute 2017-03 (15), p.21-27
Hauptverfasser: 西脇, 俊和, 下條, 明
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:農産物の特徴を活かした新たな食品素材の開発を目的として,乳酸菌ウオヌマ株をスターターカルチャーに用いた発酵野菜・果実ペーストの試作を行った。その結果,ウオヌマ株を10 6cfu/g以上接種して5℃で2週間以内に10 7cfu/g以上に増殖すれば,非加熱でも一般生菌数を抑制し大腸菌群陰性の野菜・果実ペーストの製造が可能であった。また,その発酵ペーストは,水溶性ビタミンの損失が少なく,乳酸や機能性アミノ酸が付与された。
ISSN:1344-9206