飼料作物奨励品種選定試験 : 飼料用トウモロコシ(平成27年度)

国内で種子が市販されている飼料用トウモロコシについて,県内に適する品種を選定するため,17品種について調査した。平成27年の飼料用トウモロコシの生育は,黄熟期に達する日数はほぼ平年並みで,乾物収量も平年並みであった。TX1235は乾物収量および栄養収量が標準品種の36B08より高く,初期生育も良好であった。KE9730は乾物収量および栄養収量が標準品種の32F27より高かったが,検定1年目および2年目では標準品種と同等であった。SH4812は収量性に優れていたが,発芽率が低いことが問題として挙げられる。...

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Veröffentlicht in:秋田県畜産試験場研究報告 2016-12 (31), p.20-25
Hauptverfasser: 由利, 奈美江, 渡邊, 潤, 千葉, 祐子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:国内で種子が市販されている飼料用トウモロコシについて,県内に適する品種を選定するため,17品種について調査した。平成27年の飼料用トウモロコシの生育は,黄熟期に達する日数はほぼ平年並みで,乾物収量も平年並みであった。TX1235は乾物収量および栄養収量が標準品種の36B08より高く,初期生育も良好であった。KE9730は乾物収量および栄養収量が標準品種の32F27より高かったが,検定1年目および2年目では標準品種と同等であった。SH4812は収量性に優れていたが,発芽率が低いことが問題として挙げられる。
ISSN:2187-6428