心白発現率が高く醸造適性に優れる暖地向け酒造好適米新品種‘ちほのまい’
宮崎県総合農業試験場作物部で育成した水稲新品種‘ちほのまい’の主な特性は下記のとおりである。1. 出穂期,成熟期とも‘はなかぐら’より3日早く暖地では“中生の中”に属する。2. 稈長は‘はなかぐら’と同程度で‘山田錦’より短く,耐倒伏性は‘はなかぐら’並の“中”である。3. 玄米収量は‘はなかぐら’並で‘山田錦’より多く,千粒重は‘はなかぐら’‘山田錦’よりもやや重い。4. 心白発現率は‘はなかぐら’や‘山田錦’より高く外観品質に優れ,既存品種とは異なる特徴を持つ酒が醸造される。...
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Veröffentlicht in: | 宮崎県総合農業試験場研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Agricultural Experiment Station 2016-03 (50), p.9-16 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 宮崎県総合農業試験場作物部で育成した水稲新品種‘ちほのまい’の主な特性は下記のとおりである。1. 出穂期,成熟期とも‘はなかぐら’より3日早く暖地では“中生の中”に属する。2. 稈長は‘はなかぐら’と同程度で‘山田錦’より短く,耐倒伏性は‘はなかぐら’並の“中”である。3. 玄米収量は‘はなかぐら’並で‘山田錦’より多く,千粒重は‘はなかぐら’‘山田錦’よりもやや重い。4. 心白発現率は‘はなかぐら’や‘山田錦’より高く外観品質に優れ,既存品種とは異なる特徴を持つ酒が醸造される。 |
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ISSN: | 0388-8339 |