ホタテガイの乾貝柱製造における除湿乾燥の特性
乾貝柱製造における除湿乾燥導入の意味を乾燥効率,亀裂発生から検討した。そのため,乾燥工程についての実態調査を行うとともに,貝柱の乾燥モデル試験を行った。除湿乾燥は熱風乾燥に比べ一回あたりの乾燥効率が高く,乾燥回数を減少させる効果があったが,その一方で最終製品に亀裂を発生させた。亀裂発生の割合は,除湿乾燥を乾燥工程のどの段階で行うかによっても異なっていた。これらの結果から,乾燥効率の向上と亀裂発生の抑制を図るため,乾燥工程の前半に熱風乾燥,後半に除湿乾燥を行う方式を提案した。...
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Veröffentlicht in: | 水産技術 = Journal of fisheries technology 2016-03, Vol.8 (2), p.95-104 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 乾貝柱製造における除湿乾燥導入の意味を乾燥効率,亀裂発生から検討した。そのため,乾燥工程についての実態調査を行うとともに,貝柱の乾燥モデル試験を行った。除湿乾燥は熱風乾燥に比べ一回あたりの乾燥効率が高く,乾燥回数を減少させる効果があったが,その一方で最終製品に亀裂を発生させた。亀裂発生の割合は,除湿乾燥を乾燥工程のどの段階で行うかによっても異なっていた。これらの結果から,乾燥効率の向上と亀裂発生の抑制を図るため,乾燥工程の前半に熱風乾燥,後半に除湿乾燥を行う方式を提案した。 |
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ISSN: | 1883-2253 |