カンキツ「南津海」におけるさび果病の防除対策

「南津海」には、収穫直前に果実の一部が褐色に変化する症伏が発生し、外観品質が著しく低下することが生産者の間で問題となっている。発生部からの菌の分離や接種試験の結果、本症状はC. gloeosporioidesによるさび果病であることが明らかとなった。防除対策として、枯れ枝の剪除や外なり果の摘果が有効と考えられた。また、防除効果の高い薬剤として、ピラクロストロビン・ボスカリド水和剤、クレソキシムメチル水和剤を選抜した。...

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Veröffentlicht in:山口県農林総合技術センター研究報告 2016-03 (7), p.24-30
Hauptverfasser: 村本, 和之, 兼常, 康彦, 棟居, 信一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「南津海」には、収穫直前に果実の一部が褐色に変化する症伏が発生し、外観品質が著しく低下することが生産者の間で問題となっている。発生部からの菌の分離や接種試験の結果、本症状はC. gloeosporioidesによるさび果病であることが明らかとなった。防除対策として、枯れ枝の剪除や外なり果の摘果が有効と考えられた。また、防除効果の高い薬剤として、ピラクロストロビン・ボスカリド水和剤、クレソキシムメチル水和剤を選抜した。
ISSN:2185-0437