ショクヨウギク新品種‘山園K4号’の育成

山形県農業総合研究センター園芸試験場において,黄色系ショクヨウギク‘山園K4号’を育成した。‘山園K4号’は,県育成品種‘越天楽’の花弁に重イオンビームを照射し,突然変異育種により再分化した個体の中から選抜したもので,10月中下旬から11月中旬まで約2~3週間収穫可能である。‘山園K4号’の花色は鮮やかな黄色で,頭花の大きさは収穫初期は80~90mm程度であり,収量性が高く,食味は苦味が弱く,歯ざわりがよい品種である。2015年2月に種苗法に基づき品種登録申請を行い,2015年7月に登録出願が公表された。...

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Veröffentlicht in:山形県農業研究報告 2016-03 (8), p.93-102
Hauptverfasser: 遠藤, 幸子, 齋藤, 裕太郎, 阿部, 篤智, 野口, 協一, 新野, 清, 西村, 幸一, 酒井, 友幸, 高橋, 由信, 阿部, 知子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:山形県農業総合研究センター園芸試験場において,黄色系ショクヨウギク‘山園K4号’を育成した。‘山園K4号’は,県育成品種‘越天楽’の花弁に重イオンビームを照射し,突然変異育種により再分化した個体の中から選抜したもので,10月中下旬から11月中旬まで約2~3週間収穫可能である。‘山園K4号’の花色は鮮やかな黄色で,頭花の大きさは収穫初期は80~90mm程度であり,収量性が高く,食味は苦味が弱く,歯ざわりがよい品種である。2015年2月に種苗法に基づき品種登録申請を行い,2015年7月に登録出願が公表された。
ISSN:1883-4655