採卵鶏における生涯産卵向上技術の開発

産卵期の点灯プログラム開始時期を18週齢,20週齢及び22週齢とした3区に,それぞれ不断給餌及び制限給餌した計6区で飼養試験を実施した。点灯方法間では差はみられなかったが,制限給餌区は不断給餌区に比べ,平均卵重,産卵日量及び飼料摂取量が減少し,飼料要求率が向上した。また,制限給餌区では,鶏卵の生産量は減少したものの,卵価の高いMS及びMサイズの生産割合が高くなったため,鶏卵販売額は同等となるとともに,飼料費の低減が図られ,収益性が向上した。...

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Veröffentlicht in:鹿児島県農業開発総合センター研究報告 2016-03 (10), p.165-170
Hauptverfasser: 内村, 正幸, 池谷, 幸恵, 渡邊, 洋一郎, 丸野, 弘幸
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:産卵期の点灯プログラム開始時期を18週齢,20週齢及び22週齢とした3区に,それぞれ不断給餌及び制限給餌した計6区で飼養試験を実施した。点灯方法間では差はみられなかったが,制限給餌区は不断給餌区に比べ,平均卵重,産卵日量及び飼料摂取量が減少し,飼料要求率が向上した。また,制限給餌区では,鶏卵の生産量は減少したものの,卵価の高いMS及びMサイズの生産割合が高くなったため,鶏卵販売額は同等となるとともに,飼料費の低減が図られ,収益性が向上した。
ISSN:1881-8609