飼料用全粒籾の給与割合がブロイラーの生産性に及ぼす影響

ブロイラー(チャンキー)200羽に飼料用全粒玄米を自家配合によりトウモロコシと30%,50%,75%及び100%代替した飼料(全量中飼料用米割合はそれぞれ19.5%,32.5%,48.8%及び65.0%)を給与し,生産性及び産肉性を比較した。対照区には飼料用米を含まない自家配合飼料(トウモロコシ割合は65.0%)を給与した。1 いずれの区においても嗜好性に問題はなく,健康状態は良好であった。2 雌雄平均体重は各区間には有意差は認められなかったが,すべての試験区の体重が対照区を上回った。3 飼料要求率は100%区が最も優れ,代替割合に比例して優れる傾向がみられた。4 正肉歩留まりは30%区が最も...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 畜産編 2015-03 (51), p.9-14
Hauptverfasser: 龍田, 健, 石川, 翔
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:ブロイラー(チャンキー)200羽に飼料用全粒玄米を自家配合によりトウモロコシと30%,50%,75%及び100%代替した飼料(全量中飼料用米割合はそれぞれ19.5%,32.5%,48.8%及び65.0%)を給与し,生産性及び産肉性を比較した。対照区には飼料用米を含まない自家配合飼料(トウモロコシ割合は65.0%)を給与した。1 いずれの区においても嗜好性に問題はなく,健康状態は良好であった。2 雌雄平均体重は各区間には有意差は認められなかったが,すべての試験区の体重が対照区を上回った。3 飼料要求率は100%区が最も優れ,代替割合に比例して優れる傾向がみられた。4 正肉歩留まりは30%区が最も高く,代替割合に比例して劣る傾向がみられたが,100%区と対照区との間に有意差は認められなかった。5 腹腔内脂肪割合はすべての試験区が対照区を上回り,75%区及び100%区が対照区に対して有意に高かった(p
ISSN:1347-7730