ナノバブルオゾン処理が回分式活性汚泥処理及び高機能膜処理水の脱色に及ぼす効果について

畜産汚水処理水(養豚)のナノバブルオゾン処理による脱色効果について検討したところ、回分式活性汚泥処理水では、36Lに対して0.7g/hr反応させることにより、色度200以下に要する時間は夏季では20~30分であったが、冬季では30分以上を要し、冬季において処理水の色度・濁度及び亜硝酸性窒素が高くなっていることが要因と推定された。また、高機能(MF膜)処理によりSSを除去することでオゾン処理による色度低下の反応時間は短縮され、オゾン処理に要する電気代は低減された。なお、オゾン処理の効果は色度400程度から希釈して250程度に低減させることで色度100への到達時間は20分から13分程度となった。...

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Veröffentlicht in:宮崎県畜産試験場試験研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Livestock Experiment Station 2014-12 (26), p.119-122
Hauptverfasser: 上野, 顕, 森, 弘, 原田, 晋平, 中村, 淳美
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:畜産汚水処理水(養豚)のナノバブルオゾン処理による脱色効果について検討したところ、回分式活性汚泥処理水では、36Lに対して0.7g/hr反応させることにより、色度200以下に要する時間は夏季では20~30分であったが、冬季では30分以上を要し、冬季において処理水の色度・濁度及び亜硝酸性窒素が高くなっていることが要因と推定された。また、高機能(MF膜)処理によりSSを除去することでオゾン処理による色度低下の反応時間は短縮され、オゾン処理に要する電気代は低減された。なお、オゾン処理の効果は色度400程度から希釈して250程度に低減させることで色度100への到達時間は20分から13分程度となった。
ISSN:0918-7278