みやざき地頭鶏種鶏群の改良

雄系原種鶏である「地頭鶏」は、コマーシャルに供している昭和60年に導入した地頭鶏群(S60群)の近交弊害を回避するため、既存群間で交配・選抜し、新たな種鶏群(MIX群)を作出した。しかし、目標としてきたS60群の増体成績に遠く及ばない状況であったことから、このMIX群に再びS60群を交配させた種鶏群(新MIX群)により目標に近づく増体成績が得られた。雌系原種鶏である「九州ロード」は、産卵成績および増体を中心に維持・改良を実施し、14及び25週齢体重は年々増加した。また、産卵成績については、50%産卵到達日齢が延長したものの、卵重53g到達日齢は短縮してきた。...

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Veröffentlicht in:宮崎県畜産試験場試験研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Livestock Experiment Station 2014-12 (26), p.93-96
Hauptverfasser: 稲井, 耕次, 原田, 晋平, 津曲, 明美, 神坂, 明茂
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:雄系原種鶏である「地頭鶏」は、コマーシャルに供している昭和60年に導入した地頭鶏群(S60群)の近交弊害を回避するため、既存群間で交配・選抜し、新たな種鶏群(MIX群)を作出した。しかし、目標としてきたS60群の増体成績に遠く及ばない状況であったことから、このMIX群に再びS60群を交配させた種鶏群(新MIX群)により目標に近づく増体成績が得られた。雌系原種鶏である「九州ロード」は、産卵成績および増体を中心に維持・改良を実施し、14及び25週齢体重は年々増加した。また、産卵成績については、50%産卵到達日齢が延長したものの、卵重53g到達日齢は短縮してきた。
ISSN:0918-7278