ELISA法を用いた麻痺性貝毒プランクトンの毒量測定
2014年7~12月に,若狭湾西部海域において採取された麻痺性貝毒原因種であるG. catenatum細胞を用いて,ELISA法により23検体の1細胞当たりの毒量を調べた。定量された毒量はND~135fmol PD-STXeq./cellであり,水温の低下する11月以降から毒量の増加傾向が見られた。毒量の低い時期であっても100cells程度の少量の細胞数で定量可能なことから,本手法は麻痺性貝毒プランクトンの毒量を測定するツールとして有効であると考えられた。...
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Veröffentlicht in: | 京都府農林水産技術センター海洋センター研究報告 2015-03 (37), p.11-15 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 2014年7~12月に,若狭湾西部海域において採取された麻痺性貝毒原因種であるG. catenatum細胞を用いて,ELISA法により23検体の1細胞当たりの毒量を調べた。定量された毒量はND~135fmol PD-STXeq./cellであり,水温の低下する11月以降から毒量の増加傾向が見られた。毒量の低い時期であっても100cells程度の少量の細胞数で定量可能なことから,本手法は麻痺性貝毒プランクトンの毒量を測定するツールとして有効であると考えられた。 |
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ISSN: | 2185-3908 |