原木シイタケ・原木マイタケ・菌床アラゲキクラゲ栽培施設で発生したリュウコツナガマドキノコバエとフタマタナガマドキノコバエ(双翅目キノコバエ科)

フタマタナガマドキノコバエが大分県の原木露地栽培のマイタケに寄生していることを確認した。また、フタマタナガマドキノコバエとリュウコツナガマドキノコバエの幼虫が奈良県と大分県の菌床栽培アラゲキクラゲの子実体上に発生していることを発見した。さらに、これらの成虫を宮城県と佐賀県の原木シイタケの人工ホダ場で捕獲した。ナガマドキノコバエ類がこれらの栽培方式による食用きのこ類の新たな害虫となる可能性があることを指摘した。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Shinrin Sōgō Kenkyūjo kenkyū hōkoku 2015-03, Vol.14 (1), p.43-47
Hauptverfasser: 末吉, 昌宏, 村上, 康明, 川口, 真司, 小畠, 靖, 前田, 由美
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:フタマタナガマドキノコバエが大分県の原木露地栽培のマイタケに寄生していることを確認した。また、フタマタナガマドキノコバエとリュウコツナガマドキノコバエの幼虫が奈良県と大分県の菌床栽培アラゲキクラゲの子実体上に発生していることを発見した。さらに、これらの成虫を宮城県と佐賀県の原木シイタケの人工ホダ場で捕獲した。ナガマドキノコバエ類がこれらの栽培方式による食用きのこ類の新たな害虫となる可能性があることを指摘した。
ISSN:0916-4405