ツキノワグマによる造林木剥皮害の効果的な防止対策に関する調査

クマ剥ぎ被害分布調査では、広く奥羽山系の市町で被害が確認された。クマ剥ぎ被害現況調査の結果,調査を実施した3林分とも胸高直径が太い立木に被害が発生していたが,胸高直径別被害本数割合は20cm台で11.9~71.9%となり,林分によって異なっていた。資材費がかからないクマ剥ぎ防止手法として,モウソウチクを縦に分割したタケ資材を作成し,被害発生林分に設置したところ,資材の設置状況は良好であったので,被害防止効果の検証のため,継続して調査を行う。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:林業技術総合センター成果報告 2013-08 (22), p.18-29
Hauptverfasser: 佐々木, 智恵, 八木, 智義, 水田, 展洋, 佐藤, 行弘, 岸野, 清
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:クマ剥ぎ被害分布調査では、広く奥羽山系の市町で被害が確認された。クマ剥ぎ被害現況調査の結果,調査を実施した3林分とも胸高直径が太い立木に被害が発生していたが,胸高直径別被害本数割合は20cm台で11.9~71.9%となり,林分によって異なっていた。資材費がかからないクマ剥ぎ防止手法として,モウソウチクを縦に分割したタケ資材を作成し,被害発生林分に設置したところ,資材の設置状況は良好であったので,被害防止効果の検証のため,継続して調査を行う。
ISSN:2185-9167