早生品種利用によるエダマメの10~11月出荷作型の開発

早生品種を利用したエダマメの10~11月出荷作型について検討した。11月出荷には「サヤムスメ」をハウスまたはトンネル栽培する。11月15日前後に出荷するためにはハウス栽培で9月5日前後,トンネル栽培では9月1日前後には種する。ハウス栽培では10月上旬から夜間の保温を開始し,10月下旬から二重カーテンによる保温を行う。トンネル栽培では10月中旬から有孔率3%のフィルムでトンネル被覆を行う。また,「サヤムスメ」を8月1日~20日頃までには種すると,10月中に安定して10a当たり約1,000kgの収量を得ることができる。これら栽培を組み合わせると,エダマメの10~11月の安定出荷が可能となり,エダマ...

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Veröffentlicht in:岐阜県農業技術センター研究報告 2013-03 (13), p.7-12
Hauptverfasser: 菊井, 裕人, 松尾, 尚典, 鈴木, 隆志
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:早生品種を利用したエダマメの10~11月出荷作型について検討した。11月出荷には「サヤムスメ」をハウスまたはトンネル栽培する。11月15日前後に出荷するためにはハウス栽培で9月5日前後,トンネル栽培では9月1日前後には種する。ハウス栽培では10月上旬から夜間の保温を開始し,10月下旬から二重カーテンによる保温を行う。トンネル栽培では10月中旬から有孔率3%のフィルムでトンネル被覆を行う。また,「サヤムスメ」を8月1日~20日頃までには種すると,10月中に安定して10a当たり約1,000kgの収量を得ることができる。これら栽培を組み合わせると,エダマメの10~11月の安定出荷が可能となり,エダマメの新しい作型として有望である。
ISSN:1882-9104