イチゴ「千葉S4号」の栽培法(1) : 夜冷短日処理による収穫期の前進効果及び収量に与える影響
イチゴ「千葉S4号」の夜冷短日処理による収穫期の前進効果及び収量への影響を明らかにし,さらに処理開始前の本葉数が夜冷短日処理効果に与える影響を明らかにした。1. 8月3日から夜冷短日処理を開始した場合,処理日数31日で花芽分化期に達しており,収穫始期は無処理と比べ46日早い10月31日となった。2. 夜冷短日処理により10月から12月の収量は無処理と比べ株当たり305g増加し,4月までの合計収量は無処理と比べ収量比135%となった。3. 夜冷短日処理区の10月から12月の20g以上の果数割合は,「とちおとめ」が16%であったのに対し,「千葉S4号」は79%であり,大果が非常に多かった。4. 処...
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Veröffentlicht in: | 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center 2014-03 (6), p.27-33 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | イチゴ「千葉S4号」の夜冷短日処理による収穫期の前進効果及び収量への影響を明らかにし,さらに処理開始前の本葉数が夜冷短日処理効果に与える影響を明らかにした。1. 8月3日から夜冷短日処理を開始した場合,処理日数31日で花芽分化期に達しており,収穫始期は無処理と比べ46日早い10月31日となった。2. 夜冷短日処理により10月から12月の収量は無処理と比べ株当たり305g増加し,4月までの合計収量は無処理と比べ収量比135%となった。3. 夜冷短日処理区の10月から12月の20g以上の果数割合は,「とちおとめ」が16%であったのに対し,「千葉S4号」は79%であり,大果が非常に多かった。4. 処理開始前本葉3~7枚の株において,夜冷短日処理終了後の花芽分化及び収穫始期に差は見られなかったが,本葉3~4枚の株は10~12月の収量が劣ったことから,夜冷短日処理は本葉4枚以上の株を用いるのが適当と考えられた。 |
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ISSN: | 1883-5295 |