但馬牛の枝肉重量に影響する育成期の飼養形態調査

但馬牛の育成期の発育に影響する要因を検討するために,県内の繁殖農場1706戸について農場効果の育種価評価を行い,去勢肥育牛の枝肉重量を大きくする効果が高い上位(L農場)及び下位(S農場)の繁殖農場各3戸を選定し,1年間に計4回調査を実施した。対象農場の雄(去勢)子牛を,生時~90日齢(前期),91~180日齢(中期)及び181日齢以上(後期)の3期に分け,延べ149頭の体尺測定及び血液検査を実施した。また,飼料給与量,疾病発生状況及び飼養管理方法について聞き取りを行い,全調査項目について,L農場とS農場を比較検討した。1 前期と中期の体重,体高,胸囲及び腹囲はL農場が有意に大きく(P...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 畜産編 2014-03 (50), p.23-28
Hauptverfasser: 小路, 怜子, 小浜, 菜美子, 秋山, 敬孝, 坂瀬, 充洋, 岡, 章生, 福島, 護之
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:但馬牛の育成期の発育に影響する要因を検討するために,県内の繁殖農場1706戸について農場効果の育種価評価を行い,去勢肥育牛の枝肉重量を大きくする効果が高い上位(L農場)及び下位(S農場)の繁殖農場各3戸を選定し,1年間に計4回調査を実施した。対象農場の雄(去勢)子牛を,生時~90日齢(前期),91~180日齢(中期)及び181日齢以上(後期)の3期に分け,延べ149頭の体尺測定及び血液検査を実施した。また,飼料給与量,疾病発生状況及び飼養管理方法について聞き取りを行い,全調査項目について,L農場とS農場を比較検討した。1 前期と中期の体重,体高,胸囲及び腹囲はL農場が有意に大きく(P
ISSN:1347-7730