口腔液を用いた豚繁殖・呼吸障害症候群ウイルス抗体及び遺伝子の検出
新潟県内の14養豚場において,2~8カ月齢の豚群50群から血清及び口腔液を採取し,豚繁殖・呼吸障害症候群ウイルス(PRRSV)の抗体検出を間接蛍光抗体法(IFAT)及びELISAにより,遺伝子検出をRT-nested PCR法によりそれぞれ行った.IFATとELISAはいずれも血清が陽性40群,陰性10群,口腔液が陽性38群,陰性12群と判定された(一致率96%).PRRSV遺伝子の検出は血清が陽性18群,陰性32群,口腔液が陽性15群,陰性35群であった(一致率90%).口腔液を用いることで豚群のPRRSVサーベイランスが効率的かつ低コストで実施できると考えられた....
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Veröffentlicht in: | Nippon Juishikai zasshi 2014/05/20, Vol.67(5), pp.323-327 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 新潟県内の14養豚場において,2~8カ月齢の豚群50群から血清及び口腔液を採取し,豚繁殖・呼吸障害症候群ウイルス(PRRSV)の抗体検出を間接蛍光抗体法(IFAT)及びELISAにより,遺伝子検出をRT-nested PCR法によりそれぞれ行った.IFATとELISAはいずれも血清が陽性40群,陰性10群,口腔液が陽性38群,陰性12群と判定された(一致率96%).PRRSV遺伝子の検出は血清が陽性18群,陰性32群,口腔液が陽性15群,陰性35群であった(一致率90%).口腔液を用いることで豚群のPRRSVサーベイランスが効率的かつ低コストで実施できると考えられた. |
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ISSN: | 0446-6454 2186-0211 |
DOI: | 10.12935/jvma.67.323 |