給餌率を変えて飼育したマツカワ稚魚の成長率と肝臓成分
マツカワ稚魚の成長率を生化学的指標で評価するために,肝臓の成分分析を行った。4段階の給餌率で飼育した実験魚を1か月にわたって毎週サンプリングし,瞬間成長率(SGR)と生化学的指標との関係を調べたところ,相関が高かったのはRNA/DNA,リン脂質/DNA,比肝重,肥満度およびタンパク質/DNAであった。また,実験開始から2~3週目の特定の肝臓成分が実験条件下の瞬間成長率を良く反映しているものと判断され,放流再捕魚の瞬間成長率を推定するための指標となりうる可能性が示唆された。...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 北海道水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Research Institutes 2013-03 (83), p.5-12 |
---|---|
Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | マツカワ稚魚の成長率を生化学的指標で評価するために,肝臓の成分分析を行った。4段階の給餌率で飼育した実験魚を1か月にわたって毎週サンプリングし,瞬間成長率(SGR)と生化学的指標との関係を調べたところ,相関が高かったのはRNA/DNA,リン脂質/DNA,比肝重,肥満度およびタンパク質/DNAであった。また,実験開始から2~3週目の特定の肝臓成分が実験条件下の瞬間成長率を良く反映しているものと判断され,放流再捕魚の瞬間成長率を推定するための指標となりうる可能性が示唆された。 |
---|---|
ISSN: | 2185-3290 |