エクストルーダーによる焼酎粕ペレット飼料製造技術開発

焼酎粕の有効利用を図るため、霧島酒造(株)、宮崎大学農学部と産学官共同プロジェクトとして、焼酎粕の飼料化に取り組み、宮崎県食品開発センターでは、エクストルーダーによる焼酎粕ペレット飼料製造技術について試験を行った。脱水ケーキと濃縮液を用いるペレット製造の場合は、乾物比で焼酎粕1に対して副資材6の配合が、また、乾燥脱水ケーキを用いる場合は乾物比で焼酎粕1に対して副資材2の割合が適していた。エクストルーダー処理により消化率はやや向上することから、エクストルージョンの効果を確認し、焼酎粕の保存に関しては、固液分離を行い、水分は固相15%以下、液相65%以下、水分活性はどちらも0.900以下とすること...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:研究報告 = Report of Miyazaki Prefecture Industrial Technology Center & Miyazaki Prefectural Food & R&D Center 2001-11 (45), p.137-143
Hauptverfasser: 上原, 剛, 森下, 敏朗, 里岡, 嘉宏, 小玉, 誠
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:焼酎粕の有効利用を図るため、霧島酒造(株)、宮崎大学農学部と産学官共同プロジェクトとして、焼酎粕の飼料化に取り組み、宮崎県食品開発センターでは、エクストルーダーによる焼酎粕ペレット飼料製造技術について試験を行った。脱水ケーキと濃縮液を用いるペレット製造の場合は、乾物比で焼酎粕1に対して副資材6の配合が、また、乾燥脱水ケーキを用いる場合は乾物比で焼酎粕1に対して副資材2の割合が適していた。エクストルーダー処理により消化率はやや向上することから、エクストルージョンの効果を確認し、焼酎粕の保存に関しては、固液分離を行い、水分は固相15%以下、液相65%以下、水分活性はどちらも0.900以下とすることで常温保存が可能であることがわかった。
ISSN:1345-5974