ヒバ精英樹育種に関する試験(1) : 佐渡選抜ヒバ精英樹の種子生産特性

新潟県佐渡島から選抜されたヒバ精英樹52クローンおよび予備選抜本3クローンについて,2004年から2007年における開花性,着花性,種子生産性を調査した。4年間における平均開花期間は雌花で30日,雄花が21.5日であった。雌花着花量および結実率の枝の高さの違いによる傾向は確認できなかった。4年間における雄花着花は全クローンで良好な着花を示していた。雌花の着花については少ないクローンが確認された。種子生産量の多いクローンは佐渡123号,佐渡129号,佐渡143号であった。球果当たり種子数と1,000粒重は佐渡の天然林産種子と同程度であった。...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:新潟県森林研究所研究報告 = Bulletin of Niigata Prefectural Forest Research Institute 2012-03 (53), p.1-6
Hauptverfasser: 樋口, 有未, 伊藤, 信治
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:新潟県佐渡島から選抜されたヒバ精英樹52クローンおよび予備選抜本3クローンについて,2004年から2007年における開花性,着花性,種子生産性を調査した。4年間における平均開花期間は雌花で30日,雄花が21.5日であった。雌花着花量および結実率の枝の高さの違いによる傾向は確認できなかった。4年間における雄花着花は全クローンで良好な着花を示していた。雌花の着花については少ないクローンが確認された。種子生産量の多いクローンは佐渡123号,佐渡129号,佐渡143号であった。球果当たり種子数と1,000粒重は佐渡の天然林産種子と同程度であった。
ISSN:1343-8999