熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析法による 保存処理木材中の木材保存剤の直接的検出
第四級アンモニウム化合物系または銅・アゾール化合物系の保存剤によって加圧注入処理されたベイツガ (Tsuga heterophylla) 角材を供試して, 熱分解-ガスクロマトグラフィー/質量分析法によるジデシルジメチルアンモニウムクロライド (DDAC) およびシプロコナゾールの直接検出を試みた。それぞれの処理材から調製した200~300μgの木粉試料を使って,これらの成分を木材の主要成分および抽出成分の妨害を受けずに検出することができ, また,DDAC は0.1%濃度から, シプロコナゾールは0.04%濃度から定量可能であることを示した。...
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Veröffentlicht in: | 木材保存 2012, Vol.38(2), pp.52-59 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 第四級アンモニウム化合物系または銅・アゾール化合物系の保存剤によって加圧注入処理されたベイツガ (Tsuga heterophylla) 角材を供試して, 熱分解-ガスクロマトグラフィー/質量分析法によるジデシルジメチルアンモニウムクロライド (DDAC) およびシプロコナゾールの直接検出を試みた。それぞれの処理材から調製した200~300μgの木粉試料を使って,これらの成分を木材の主要成分および抽出成分の妨害を受けずに検出することができ, また,DDAC は0.1%濃度から, シプロコナゾールは0.04%濃度から定量可能であることを示した。 |
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ISSN: | 0287-9255 1884-0116 |
DOI: | 10.5990/jwpa.38.52 |