ウスキキヌガサタケの栽培技術の開発 : ウスキキヌガサタケの発生特性の解明

ウスキキヌガサタケの栽培試験を3カ所の試験地で行った。培養した菌床を4~6月に埋めると、発生は埋めた3~5ヶ月後から始まった。翌年からの発生は6月中旬頃に始まり、7月、8月、9月に2~3回のピークがあり10月頃まで続いた。発生は埋めた年から3年間以上継続し、約lkgの菌床から2~3年の間に6個以上の発生が期待できる。子実体の平均的な大きさは、自然条件下では生重量18g、柄の長さ16cm程度である。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:高知県立森林技術センター研究報告 = Bulletin of Kochi Prefectural Forest Technology Center 2011-03 (36), p.98-108
Hauptverfasser: 今西, 隆男, 市原, 孝志
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:ウスキキヌガサタケの栽培試験を3カ所の試験地で行った。培養した菌床を4~6月に埋めると、発生は埋めた3~5ヶ月後から始まった。翌年からの発生は6月中旬頃に始まり、7月、8月、9月に2~3回のピークがあり10月頃まで続いた。発生は埋めた年から3年間以上継続し、約lkgの菌床から2~3年の間に6個以上の発生が期待できる。子実体の平均的な大きさは、自然条件下では生重量18g、柄の長さ16cm程度である。
ISSN:1348-6004