ダッチアイリス立ち枯れ症の原因究明と防除

ダッチアイリスの罹病球根から分離した青かび病菌はPenicillium citrinumと考えられ,本種が球根腐敗と立ち枯れの原因と考えられた。球根を20℃多湿条件で2か月間保存した際の腐敗球率と植え付け後のほ場での立ち枯れ発生率は相関しており,アイリス青かび病の予察に活用できる。青かび病に汚染された球根は,プロクロラズ乳剤,イミノクタジンアルベシル酸塩水和剤,キャプタン水和剤で浸漬処理することにより植え付け後の立ち枯れを予防することができる。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:大阪府環境農林水産総合研究所研究報告 = Bulletin of Research Institute of Environment, Agriculture and Fisheries, Osaka Prefectural Government Agriculture and Fisheries, Osaka Prefectural Government, 2011-03 (4), p.15-19
Hauptverfasser: 瓦谷, 光男, 竹内, 麻里子, 瓜生, 恵理子, 豊原, 憲子, 岡田, 清嗣, 田中, 寛
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:ダッチアイリスの罹病球根から分離した青かび病菌はPenicillium citrinumと考えられ,本種が球根腐敗と立ち枯れの原因と考えられた。球根を20℃多湿条件で2か月間保存した際の腐敗球率と植え付け後のほ場での立ち枯れ発生率は相関しており,アイリス青かび病の予察に活用できる。青かび病に汚染された球根は,プロクロラズ乳剤,イミノクタジンアルベシル酸塩水和剤,キャプタン水和剤で浸漬処理することにより植え付け後の立ち枯れを予防することができる。
ISSN:1882-7659