景観モデルを用いた新たな圃場整備計画手法に関する考察
圃場整備に期待される役割の1つに維持管理労力の軽減がある。しかし区画の拡大や水路網の合理化に伴い,従前には見られなかった長大な法面が出現することがある。そこで本報では,維持管理労力の軽減と事故防止を図る圃場整備手法を体系化するための基礎として,圃場整備前後における維持管理面積をGISによって定量化するとともに,区画や法面形状の変化を再現する3次元景観モデルを作成し,設計支援ツールとしての適用可能性について考察した。その結果,対象地区では圃場整備によって圃場内作業が効率化されるとともに,畦畔面積が減少したことを確認した。なお作成したモデルは実況を的確に再現する一方,モデル作成の即応性や積算値の信...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | Suido no chi 2013, Vol.81(3), pp.195-198,a2 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext bestellen |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 圃場整備に期待される役割の1つに維持管理労力の軽減がある。しかし区画の拡大や水路網の合理化に伴い,従前には見られなかった長大な法面が出現することがある。そこで本報では,維持管理労力の軽減と事故防止を図る圃場整備手法を体系化するための基礎として,圃場整備前後における維持管理面積をGISによって定量化するとともに,区画や法面形状の変化を再現する3次元景観モデルを作成し,設計支援ツールとしての適用可能性について考察した。その結果,対象地区では圃場整備によって圃場内作業が効率化されるとともに,畦畔面積が減少したことを確認した。なお作成したモデルは実況を的確に再現する一方,モデル作成の即応性や積算値の信頼性に課題があることを指摘した。 |
---|---|
ISSN: | 1882-2770 1884-7196 |
DOI: | 10.11408/jjsidre.81.3_195 |