田んぼの生きもの調査データを用いた魚類の生息可能性評価
田んぼの生きもの調査のデータを解析し,利根川流域において,約1kmメッシュ単位での確認魚種と,生息環境との関連を解析した。生息環境のデータには,国土数値情報や第4次土地利用基盤整備基本調査などから得た土地利用,農地の整備状況および標高データを用いた。魚種それぞれの出現傾向の類似性から,多次元尺度法とツインスパン法を用いて同じメッシュで確認されやすい魚種をまとめ,4グループに分類した。生息環境を説明因子として,メッシュでの各グループの確認されやすさを計算するモデル式を作成した。そのモデル式の外挿により,未調査のメッシュも含めた利根川流域での各グループの確認されやすさを地図に表した。...
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Veröffentlicht in: | Suido no chi 2011, Vol.79(12), pp.935-940,a2 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 田んぼの生きもの調査のデータを解析し,利根川流域において,約1kmメッシュ単位での確認魚種と,生息環境との関連を解析した。生息環境のデータには,国土数値情報や第4次土地利用基盤整備基本調査などから得た土地利用,農地の整備状況および標高データを用いた。魚種それぞれの出現傾向の類似性から,多次元尺度法とツインスパン法を用いて同じメッシュで確認されやすい魚種をまとめ,4グループに分類した。生息環境を説明因子として,メッシュでの各グループの確認されやすさを計算するモデル式を作成した。そのモデル式の外挿により,未調査のメッシュも含めた利根川流域での各グループの確認されやすさを地図に表した。 |
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ISSN: | 1882-2770 1884-7196 |
DOI: | 10.11408/jjsidre.79.12_935 |