DNA 鑑定による多検体ウナギ中の外国種混入判別法

ウナギが日本種であることを DNA 鑑定により確実にかつ商品レベルで安価に証明するために,外国種ウナギ混入 DNA 鑑定法を開発した。ほとんどが日本種と想定される 100 匹の多数検体群中に外国種が混入しているか否かを,ミトコンドリア DNA・シトクロム b 遺伝子を用いて判定した。日本種以外の全外国種に共通する塩基配列をプライマーに用い,外国種・対立遺伝子特異的 PCR を実施した。PCR 産物が生成した場合は制限酵素 Rsa I, HinfI を用い制限断片長多型(RFLP)法により種名を判定した。...

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Veröffentlicht in:Nippon Suisan Gakkaishi 2011, Vol.77(5), pp.896-901
Hauptverfasser: 鈴木, 仁美, 木本, 雅哉, 吉添, 祐太, 常吉, 俊宏, 浅井, 昂, 上田, 幹, 久保田, 裕明, 久保田, 隆之
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:ウナギが日本種であることを DNA 鑑定により確実にかつ商品レベルで安価に証明するために,外国種ウナギ混入 DNA 鑑定法を開発した。ほとんどが日本種と想定される 100 匹の多数検体群中に外国種が混入しているか否かを,ミトコンドリア DNA・シトクロム b 遺伝子を用いて判定した。日本種以外の全外国種に共通する塩基配列をプライマーに用い,外国種・対立遺伝子特異的 PCR を実施した。PCR 産物が生成した場合は制限酵素 Rsa I, HinfI を用い制限断片長多型(RFLP)法により種名を判定した。
ISSN:0021-5392
1349-998X
DOI:10.2331/suisan.77.896