トラクタ用省エネ運転指示装置の効果(1) : 室内試験、ロータリ耕および弾丸暗きょ施工試験
燃料消費量が少ない運転条件を運転者に指示する試作装置を24kWの農用トラクタに搭載し、動力計を用いた室内試験、ロータリ耕試験と弾丸暗きょ施工試験を行った。その結果、試作装置の指示に合わせて運転条件(走行速度段、PTO速度段、機関回転速度)を変更することにより、調速レバー全開で運転していた時には、負荷率(PTO最大出力に対する作業時の動力の比)55〜65%の場合で約15%、負荷率35〜40%の場合で25〜30%、負荷率20%程度の場合で35〜45%燃料消費量を低減できた。また、調速レバー開度2/4程度で作業していた時には、負荷率10〜25%程度の場合で10〜20%燃料消費量を低減できた。...
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Veröffentlicht in: | Nōgyō Kikai Gakkaishi 2010-09, Vol.72 (5), p.493-499 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Zusammenfassung: | 燃料消費量が少ない運転条件を運転者に指示する試作装置を24kWの農用トラクタに搭載し、動力計を用いた室内試験、ロータリ耕試験と弾丸暗きょ施工試験を行った。その結果、試作装置の指示に合わせて運転条件(走行速度段、PTO速度段、機関回転速度)を変更することにより、調速レバー全開で運転していた時には、負荷率(PTO最大出力に対する作業時の動力の比)55〜65%の場合で約15%、負荷率35〜40%の場合で25〜30%、負荷率20%程度の場合で35〜45%燃料消費量を低減できた。また、調速レバー開度2/4程度で作業していた時には、負荷率10〜25%程度の場合で10〜20%燃料消費量を低減できた。 |
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ISSN: | 0285-2543 |