水稲酒造用新品種‘しずく媛’の育成

1999年に愛媛県農林水産研究所において、‘松山三井’よりカルス培養を利用して再分化個体を作出し、その後代より‘しずく媛’を育成した。本品種は、愛媛県では晩生の酒米品種である。稈長はやや長で、草型は中間型である。葉いもちにはやや弱、穂発芽性は難である。‘松山三井’に比べて、収量性はやや劣るが、千粒重が重く、心白の発現率が高く、酒造適性に優れる。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告 2010-03 (2), p.1-6
Hauptverfasser: 兼頭, 明宏, 鳥生, 誠二, 秋山, 勉, 三好, 大介, 淺海, 英記
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:1999年に愛媛県農林水産研究所において、‘松山三井’よりカルス培養を利用して再分化個体を作出し、その後代より‘しずく媛’を育成した。本品種は、愛媛県では晩生の酒米品種である。稈長はやや長で、草型は中間型である。葉いもちにはやや弱、穂発芽性は難である。‘松山三井’に比べて、収量性はやや劣るが、千粒重が重く、心白の発現率が高く、酒造適性に優れる。
ISSN:1883-7395