12℃ または 15℃ で飼育したマガレイの形態異常に及ぼす餌料中のドコサヘキサエン酸とエイコサペンタエン酸の影響

マガレイ仔魚を 12℃ または 15℃ で飼育し,形態異常に及ぼす餌料中のドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)の影響を調べた。実験は,D~E ステージの仔魚に EPA または DHA エチルエステルで強化したアルテミアを給餌した後,変態完了まで市販強化剤で強化したアルテミアを全実験区に給餌した。その結果,12℃ では 15℃ と同様に,DHA の形態異常防除効果が EPA よりも高かった。また,マガレイの形態異常防除では,12℃ よりも 15℃ で飼育し,なおかつ DHA 要求性に適った給餌を行うことが効率的であると考えられた。...

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Veröffentlicht in:Nippon Suisan Gakkaishi 2009, Vol.75(6), pp.1070-1072
Hauptverfasser: 佐藤, 敦一, 高谷, 義幸, 竹内, 俊郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:マガレイ仔魚を 12℃ または 15℃ で飼育し,形態異常に及ぼす餌料中のドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)の影響を調べた。実験は,D~E ステージの仔魚に EPA または DHA エチルエステルで強化したアルテミアを給餌した後,変態完了まで市販強化剤で強化したアルテミアを全実験区に給餌した。その結果,12℃ では 15℃ と同様に,DHA の形態異常防除効果が EPA よりも高かった。また,マガレイの形態異常防除では,12℃ よりも 15℃ で飼育し,なおかつ DHA 要求性に適った給餌を行うことが効率的であると考えられた。
ISSN:0021-5392
1349-998X
DOI:10.2331/suisan.75.1070