水生生物の生息環境評価のための地形・植生パラメータ構築とその活用例

北海道南西部に位置する尻別川の流域を対象として、広域的な水生生物の生息環境評価を目的とした地形・植生基盤情報の整備を行った。次に、その基盤データを用いて、サクラマス産卵環境評価のための地形・植生パラメータの作成を実施した。さらに、河川環境復元施策における意思決定プロセスヘの活用例として、各パラメータを元に抽出したサクラマス産卵適地と、河川横断構造物による遡上不可能水域とのギャップ分析を実施し、改善策を優先的に実施する地域の抽出を試みた。...

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Veröffentlicht in:北海道環境科学研究センター所報 = Report of Hokkaido Institute of Environmental Sciences 2009-08 (35), p.75-80
Hauptverfasser: 三島, 啓雄, 高田, 雅之, 阿部, このみ, 宮腰, 靖之, 卜部, 浩一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:北海道南西部に位置する尻別川の流域を対象として、広域的な水生生物の生息環境評価を目的とした地形・植生基盤情報の整備を行った。次に、その基盤データを用いて、サクラマス産卵環境評価のための地形・植生パラメータの作成を実施した。さらに、河川環境復元施策における意思決定プロセスヘの活用例として、各パラメータを元に抽出したサクラマス産卵適地と、河川横断構造物による遡上不可能水域とのギャップ分析を実施し、改善策を優先的に実施する地域の抽出を試みた。
ISSN:0916-8656