エチゼンクラゲを分離排出する沖合底びき網(2 そうびき)漁具の開発
エチゼンクラゲによる底びき網漁業被害の軽減を目的に,曳網中にエチゼンクラゲを分離排出する漁具の開発を試みた。開発した漁具は,エチゼンクラゲと漁獲物を分離し,エチゼンクラゲを排出させるための仕切網が網の身網中央部分に設置してある。エチゼンクラゲはこの仕切網に沿って転がり排出口から排出され,漁獲物は網目を抜けてコッドエンドへ到達することを想定した。模型実験では,入網させた模型クラゲはスムーズに排出され,操業試験では入網したエチゼンクラゲの約 40~70% を排出し,漁獲物の 60% 以上を保持出来た。...
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Veröffentlicht in: | Nippon Suisan Gakkaishi 2009, Vol.75(1), pp.6-18 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | エチゼンクラゲによる底びき網漁業被害の軽減を目的に,曳網中にエチゼンクラゲを分離排出する漁具の開発を試みた。開発した漁具は,エチゼンクラゲと漁獲物を分離し,エチゼンクラゲを排出させるための仕切網が網の身網中央部分に設置してある。エチゼンクラゲはこの仕切網に沿って転がり排出口から排出され,漁獲物は網目を抜けてコッドエンドへ到達することを想定した。模型実験では,入網させた模型クラゲはスムーズに排出され,操業試験では入網したエチゼンクラゲの約 40~70% を排出し,漁獲物の 60% 以上を保持出来た。 |
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ISSN: | 0021-5392 1349-998X |
DOI: | 10.2331/suisan.75.6 |