光・温度条件および開花リードの発生時期がオドントグロッサム類の開花に及ぼす影響
オドントグロッサム類について、高標高地での安定開花を目的とし、光条件や秋冬期の加温温度、開花リードの確保時期などの栽培管理条件が開花に及ぼす影響を調査した。(1)開花株率は、光環境改善区の15℃加温で高く80%以上となった。加温温度に関係なく慣行区(弱光下)では未開花株の発生が多かった。(2)開花前年の11月から開花当年4月までに発生するリードを開花リードにすると開花株率が高かった。6月から10月に発生したリードは芽欠きし、その後に発生するリードを開花リードとすることで開花株率が向上した。(3)光管理、秋冬期の加温温度、開花リードの制御を組み合わせた実証試験の結果から、オドントグロッサム類は、...
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Veröffentlicht in: | 山梨県総合農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Prefectural Agricultural Technology Center 2009-03 (3), p.9-14 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | オドントグロッサム類について、高標高地での安定開花を目的とし、光条件や秋冬期の加温温度、開花リードの確保時期などの栽培管理条件が開花に及ぼす影響を調査した。(1)開花株率は、光環境改善区の15℃加温で高く80%以上となった。加温温度に関係なく慣行区(弱光下)では未開花株の発生が多かった。(2)開花前年の11月から開花当年4月までに発生するリードを開花リードにすると開花株率が高かった。6月から10月に発生したリードは芽欠きし、その後に発生するリードを開花リードとすることで開花株率が向上した。(3)光管理、秋冬期の加温温度、開花リードの制御を組み合わせた実証試験の結果から、オドントグロッサム類は、光管理を慣行栽培より明るい条件で行い、秋冬期の加温温度を15℃とし、開花リードを開花前年の11月から開花当年の4月に確保することで開花株率が95〜100%と向上し、安定して開花することが明らかとなった。 |
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ISSN: | 1881-7726 |