成熟雌ニホンツキノワグマ(Ursus thibetanus japonicus)における血清レプチン濃度の周年変化

イヌレプチン特異的酵素抗体測定法により、ニホンツキノワグマ(以下クマと略)の血清レプチン濃度測定を試みた。交尾群および非交尾群の血清レプチン濃度は、5〜8または9月に低レベルで推移し、9または10月から徐々に増加し11月下旬に顕著に上昇した。本測定法はクマ血清レプチン濃度測定に有効性が示唆され、レプチン濃度は11月下旬にピークを有する明瞭な周年変化を示すことが明らかとなった。...

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Veröffentlicht in:Journal of veterinary medical science 2008-12, Vol.70 (12), p.1399-1403
Hauptverfasser: 坪田, 敏男, 佐藤, 美穂, 岡野, 司, 中村, 幸子, 淺野, 玄, 小松, 武志, 柴田, 治樹, 斉藤, 昌之
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:イヌレプチン特異的酵素抗体測定法により、ニホンツキノワグマ(以下クマと略)の血清レプチン濃度測定を試みた。交尾群および非交尾群の血清レプチン濃度は、5〜8または9月に低レベルで推移し、9または10月から徐々に増加し11月下旬に顕著に上昇した。本測定法はクマ血清レプチン濃度測定に有効性が示唆され、レプチン濃度は11月下旬にピークを有する明瞭な周年変化を示すことが明らかとなった。
ISSN:0916-7250