酒造用高水分α化米の掛米への応用

短時間蒸煮処理(100℃、10分)後、老化(再結晶化)させた高水分α化米を再度、短時間蒸煮処理(100℃、10分)した米で、総米10kgおよび90kgで清酒製造試験を行った結果、従来法と比較し酒造特性にほとんど差は認められなかった。このことにより、原料米の洗米・浸漬(吸水)・脱水(水切り)の操作が不要な高水分α化米の短時間蒸煮による日本酒製造は実用化が可能と考えられた。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nippon Jōzō Kyōkaishi 2009-03, Vol.104 (3), p.215-219
Hauptverfasser: 西田, 淑男, 伊藤, 彰敏, 吉田, 祐子, 上根, 崇, 浅野, 正成, 久松, 眞, 前田, 巌, 谷口, 肇
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:短時間蒸煮処理(100℃、10分)後、老化(再結晶化)させた高水分α化米を再度、短時間蒸煮処理(100℃、10分)した米で、総米10kgおよび90kgで清酒製造試験を行った結果、従来法と比較し酒造特性にほとんど差は認められなかった。このことにより、原料米の洗米・浸漬(吸水)・脱水(水切り)の操作が不要な高水分α化米の短時間蒸煮による日本酒製造は実用化が可能と考えられた。
ISSN:0914-7314