滋賀県下の犬におけるレプトスピラ抗体保有状況

2004年から2005年の問に, 滋賀県内の動物病院に来院したレプトスピラ症ワクチン未接種の臨床的に健康な飼育犬411頭について, レプトスピラの5種類の血清型であるicterohaemorrhagiae (ワイル病), canicola (犬型レプトスピラ病), autumnalis (秋疫A), 励40ma4is (秋疫B), australis (秋疫C) に対する抗体調査を行った.レプトスピラ抗体陽性率は11.4%(411頭中47頭) で, 血清型はicterohaemorrhagiaeが8.5%, canicolaが3.2%, hebdomadisが2.7%, autumnalisが...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nippon Juishikai zasshi 2008/08/20, Vol.61(8), pp.645-647
Hauptverfasser: 河南, 明孝, 土井, 大輔
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:2004年から2005年の問に, 滋賀県内の動物病院に来院したレプトスピラ症ワクチン未接種の臨床的に健康な飼育犬411頭について, レプトスピラの5種類の血清型であるicterohaemorrhagiae (ワイル病), canicola (犬型レプトスピラ病), autumnalis (秋疫A), 励40ma4is (秋疫B), australis (秋疫C) に対する抗体調査を行った.レプトスピラ抗体陽性率は11.4%(411頭中47頭) で, 血清型はicterohaemorrhagiaeが8.5%, canicolaが3.2%, hebdomadisが2.7%, autumnalisが2.4%, australisが0.2%であった. 年齢別では幼若犬より成犬の陽性率が高い傾向がみられたが, 雌雄および飼育環境 (室内飼育/室外飼育) の違いによる陽性率に明らかな差は認められなかった.
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.61.645