電波計測技術の農業農村工学分野への応用

対象物の形状を計測するイメージング・レーダ技術は, 衛星や航空機に搭載され地球表面を計測するリモートセンシング技術 (合成開口レーダ: SAR) として実用化され地球規模での環境観測, 資源探査などに利用されている。2006年JAXAが打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS) にはSARセンサが搭載されており活躍が期待されている。一方, 地中埋設物の検知やコンクリート内部の検査に利用される地中レーダ (GPR) は小型のレーダ装置であり, 普及の進んでいるイメージング・レーダの一種である。GPRはすでに埋設管検知や舗装道路, コンクリート建造物の保全管理, 地雷検知などに広く利用されて...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Suido no chi 2008/09/01, Vol.76(9), pp.791-794,a1
1. Verfasser: 佐藤, 源之
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:対象物の形状を計測するイメージング・レーダ技術は, 衛星や航空機に搭載され地球表面を計測するリモートセンシング技術 (合成開口レーダ: SAR) として実用化され地球規模での環境観測, 資源探査などに利用されている。2006年JAXAが打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS) にはSARセンサが搭載されており活躍が期待されている。一方, 地中埋設物の検知やコンクリート内部の検査に利用される地中レーダ (GPR) は小型のレーダ装置であり, 普及の進んでいるイメージング・レーダの一種である。GPRはすでに埋設管検知や舗装道路, コンクリート建造物の保全管理, 地雷検知などに広く利用されている。本報では電波計測技術の現状を紹介し, あわせて農業分野への利用の展望を解説する。
ISSN:1882-2770
1884-7196
DOI:10.11408/jjsidre2007.76.9_791