傾斜地果樹用多目的モノレールの開発(3) : 支線式の開発

35℃以下の階段園等の急峻な傾斜地果樹園を対象として、傾斜縦方向に設置した主軌条及び等高線方向の樹列2〜3列おきに園内くまなく設置した副軌条から構成され、主軌条の乗移り台車により、副軌条の作業機を副軌条間で移動する支線式傾斜地果樹用多目的モノレールを開発した。副軌条のけん引車は、前後進や停止、薬液散布方向の調節や散布の開始と停止等が遠隔操作できる。園地に隣接した農道に動力噴霧機とタンクを定置して、主・副軌条のホース巻取装置により薬液を供給する機能を装備した。これにより、防除作業を23a/h、肥料散布作業を18a/h、収穫箱運搬作業を85箱/h・人で行った。...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nōgyō Kikai Gakkaishi 2008-07, Vol.70 (4), p.107-113
Hauptverfasser: 金光, 幹雄, 山本, 聡史, 安食, 恵治
Format: Artikel
Sprache:eng ; jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:35℃以下の階段園等の急峻な傾斜地果樹園を対象として、傾斜縦方向に設置した主軌条及び等高線方向の樹列2〜3列おきに園内くまなく設置した副軌条から構成され、主軌条の乗移り台車により、副軌条の作業機を副軌条間で移動する支線式傾斜地果樹用多目的モノレールを開発した。副軌条のけん引車は、前後進や停止、薬液散布方向の調節や散布の開始と停止等が遠隔操作できる。園地に隣接した農道に動力噴霧機とタンクを定置して、主・副軌条のホース巻取装置により薬液を供給する機能を装備した。これにより、防除作業を23a/h、肥料散布作業を18a/h、収穫箱運搬作業を85箱/h・人で行った。
ISSN:0285-2543
DOI:10.11357/jsam1937.70.4_107