ウシ栄養膜小胞およびhCGの併用によるウシ凍結胚移植の受胎率向上の検討
ウシ凍結胚移植において、移植前にヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)を投与し移植時に栄養膜小胞(Trophoblastic vesicle、以下TBV)を共移植することで、受胎率を向上することができるか検討した。hCG+TBV共移植区の受胎率は45.0%(9/20)、対照区は48.3%(14/29)であった。またTBVの再凍結融解後の生存性について調査した。TBVは再凍結融解後も68.8%と高い生存性を示し、一度凍結保存したTBVを採胚に合わせて融解して胚と同一ストローに凍結保存することで、フィールドでも一般のダイレクト移植と同様に胚とTBVとの共移植ができることが示された。...
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Veröffentlicht in: | 奈良県畜産技術センター研究報告 2005-03 (31), p.1-3 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Zusammenfassung: | ウシ凍結胚移植において、移植前にヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)を投与し移植時に栄養膜小胞(Trophoblastic vesicle、以下TBV)を共移植することで、受胎率を向上することができるか検討した。hCG+TBV共移植区の受胎率は45.0%(9/20)、対照区は48.3%(14/29)であった。またTBVの再凍結融解後の生存性について調査した。TBVは再凍結融解後も68.8%と高い生存性を示し、一度凍結保存したTBVを採胚に合わせて融解して胚と同一ストローに凍結保存することで、フィールドでも一般のダイレクト移植と同様に胚とTBVとの共移植ができることが示された。 |
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ISSN: | 1348-5083 |