バイオガストラクタのための二燃料機関制御アルゴリズムの開発(1) : 二燃料機関の基本性能と試作アルゴリズム

環境負荷低減を目的として、バイオガス・軽油二燃料機関による農用トラクタの開発を行った。本研究では、バイオガス・軽油二燃料トラクタ機関について、バイオガス供給量を自動制御するバイオガス供給アルゴリズムの開発を目的とした。二燃料運転によるディーゼル機関の基本性能について、特にバイオガスと軽油の熱量換算の燃料消費率(BSHC)及び燃料代替率の検討を行った。二燃料運転の基本性能を把握した後、吸気管内圧力(MAP)を機関負荷推定のパラメータとして、バイオガス供給制御アルゴリズムの試作と性能試験を行った。試験の結果、試作アルゴリズムは安定して機関回転数と負荷に応じてバイオガス供給量を制御できた。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nōgyō Kikai Gakkaishi 2008-05, Vol.70 (3), p.97-104
Hauptverfasser: Jaber, N, 塚本, 隆行, 野口, 伸
Format: Artikel
Sprache:eng ; jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:環境負荷低減を目的として、バイオガス・軽油二燃料機関による農用トラクタの開発を行った。本研究では、バイオガス・軽油二燃料トラクタ機関について、バイオガス供給量を自動制御するバイオガス供給アルゴリズムの開発を目的とした。二燃料運転によるディーゼル機関の基本性能について、特にバイオガスと軽油の熱量換算の燃料消費率(BSHC)及び燃料代替率の検討を行った。二燃料運転の基本性能を把握した後、吸気管内圧力(MAP)を機関負荷推定のパラメータとして、バイオガス供給制御アルゴリズムの試作と性能試験を行った。試験の結果、試作アルゴリズムは安定して機関回転数と負荷に応じてバイオガス供給量を制御できた。
ISSN:0285-2543
DOI:10.11357/jsam1937.70.3_97