農村地域における戸別合併浄化槽処理水質の実態解明

屎尿と生活雑排水の適切な処理は、農村地域の生活環境と水質環境改善のために極めて重要であり、現在の農村では、屎尿と生活雑排水を同時に処理する「集落排水施設」と「戸別合併浄化槽」の導入が活発に進められている。なかでも、戸別合併浄化槽(以下、合併浄化槽)は建設費が安価で、設置が迅速に行われることから、集落排水施設でなく、合併浄化槽を採用する農村地域も多い。本研究では「実際に農村地域で稼働している合併浄化槽における処理水質」の実態を明らかにすることを目的として、平成4年以降、合併浄化槽の導入が積極的に行われている「愛媛県I市M地区」の合併浄化槽(39基)を調査した。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:農村計画学会誌 2007/12/30, Vol.26(Special_Issue), pp.215-220
Hauptverfasser: 治多, 伸介, 櫻井, 雄二
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:屎尿と生活雑排水の適切な処理は、農村地域の生活環境と水質環境改善のために極めて重要であり、現在の農村では、屎尿と生活雑排水を同時に処理する「集落排水施設」と「戸別合併浄化槽」の導入が活発に進められている。なかでも、戸別合併浄化槽(以下、合併浄化槽)は建設費が安価で、設置が迅速に行われることから、集落排水施設でなく、合併浄化槽を採用する農村地域も多い。本研究では「実際に農村地域で稼働している合併浄化槽における処理水質」の実態を明らかにすることを目的として、平成4年以降、合併浄化槽の導入が積極的に行われている「愛媛県I市M地区」の合併浄化槽(39基)を調査した。
ISSN:0912-9731
1881-2309
DOI:10.2750/arp.26.215