農産物中ホルクロルフェニュロンのHPLC分析のための前処理法の検討

農産物中のホルクロルフェニュロンの分析法について検討した.農産物中のホルクロルフェニュロンはアセトンで抽出した後,Chem Elutに負荷し,酢酸エチルで溶出した.次いで,Oasis HLBおよびBond Elut PSAに負荷し,メタノール-酢酸エチル混液で溶出して精製した.UV検出器(波長263 nm)を装着したHPLCにより,簡便に精度良く測定できた. 種々農産物に添加した場合の回収率は試料中の濃度が1.0 μg/gになるように添加したときの回収率は87.6∼99.5%であり,検出限界は0.005 μg/gであった....

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Veröffentlicht in:Shokuhin eiseigaku zasshi 2007/10/25, Vol.48(5), pp.148-152
Hauptverfasser: 小林, 麻紀, 高野, 伊知郎, 田村, 康宏, 富澤, 早苗, 立石, 恭也, 酒井, 奈穂子, 上條, 恭子, 井部, 明広, 永山, 敏廣
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:農産物中のホルクロルフェニュロンの分析法について検討した.農産物中のホルクロルフェニュロンはアセトンで抽出した後,Chem Elutに負荷し,酢酸エチルで溶出した.次いで,Oasis HLBおよびBond Elut PSAに負荷し,メタノール-酢酸エチル混液で溶出して精製した.UV検出器(波長263 nm)を装着したHPLCにより,簡便に精度良く測定できた. 種々農産物に添加した場合の回収率は試料中の濃度が1.0 μg/gになるように添加したときの回収率は87.6∼99.5%であり,検出限界は0.005 μg/gであった.
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.48.148