韓国の市営動物園動物におけるレプトスピラ症の血清疫学
2002年から2005年まで、我々は韓国において13科に属する34種の動物園動物から118の血清サンプルを集め、顕微鏡凝集試験(MAT)を用いて18血清型のレプトスピラ種に対する抗体の保有率を決定した。供試血清サンプルの25%は一つ以上の血清型に対して陽性であった。性別による有意差は存在しなかった。雄では23%、雌では26%が陽性であり(P>0.05)、しかし、レプトスピラ種に対する血清抗体の保有は肉食動物(17%)や雑食動物(17%)よりも草食動物(45%)において有意に高かった(P<0.05)。本研究において検出された5血清型の中で最も一般的なものはsejroe(n=27;全陽性反応の87...
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Veröffentlicht in: | Journal of veterinary medical science 2007-08, Vol.69 (8), p.861-863 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 2002年から2005年まで、我々は韓国において13科に属する34種の動物園動物から118の血清サンプルを集め、顕微鏡凝集試験(MAT)を用いて18血清型のレプトスピラ種に対する抗体の保有率を決定した。供試血清サンプルの25%は一つ以上の血清型に対して陽性であった。性別による有意差は存在しなかった。雄では23%、雌では26%が陽性であり(P>0.05)、しかし、レプトスピラ種に対する血清抗体の保有は肉食動物(17%)や雑食動物(17%)よりも草食動物(45%)において有意に高かった(P<0.05)。本研究において検出された5血清型の中で最も一般的なものはsejroe(n=27;全陽性反応の87%)であった。全ての陽性反応は低値(<1:200)を示し、陽性例では血清希釈1:25(58%)と1:50(23%)で最も頻繁に検出された。最も高い抗体価(1:200)は、血清型sejroe(n=1)とbratislava(n=1)に対して観察された。我々は動物園動物のレプトスピラ種への暴露が韓国において比較的一般的であり、最も普通に遭遇する血清型であるsejroeを用いても低いMAT値しか示さなかった。 |
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ISSN: | 0916-7250 |