ハーフサイズ角形ベール二段積み機構による牧草の調整作業能率の向上

本研究の目的は、ハーフサイズ角形ベール二段積み機構とラップサイロ用ハンドリング機構を用いて、牧草の調製作業能率の向上を図ることである。1)ハーフサイズ角形ベール二段積み機構は、プッシュアーム、プレート、回転支点、ローラ付き固定支点から構成され、ロールベーラ用リフトアーム式べールラッパのリフトアームに取り付けることで機能を発揮する。その効果は、従来作業に比較した作業能率の向上やラップフイルムの安定した巻き付けによりサイレージ発酵品質の低下を防止できると考えられた。2)ラップサイロ用ハンドリング機構は、マスト、上部押えアーム、下部押えアーム、アームストッパ、ローラ、油圧シリンダにより構成されており...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:農作業研究 2007-06, Vol.42 (2), p.85-89
Hauptverfasser: 住田, 憲俊, 澤村, 篤, 糸川, 信弘
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:本研究の目的は、ハーフサイズ角形ベール二段積み機構とラップサイロ用ハンドリング機構を用いて、牧草の調製作業能率の向上を図ることである。1)ハーフサイズ角形ベール二段積み機構は、プッシュアーム、プレート、回転支点、ローラ付き固定支点から構成され、ロールベーラ用リフトアーム式べールラッパのリフトアームに取り付けることで機能を発揮する。その効果は、従来作業に比較した作業能率の向上やラップフイルムの安定した巻き付けによりサイレージ発酵品質の低下を防止できると考えられた。2)ラップサイロ用ハンドリング機構は、マスト、上部押えアーム、下部押えアーム、アームストッパ、ローラ、油圧シリンダにより構成されており、トラクタに装着したフロントローダあるいはフォークリフトに取り付けることができる。ストレッチフイルムで密封被覆した角形ラップサイロのフイルム破損を発生させず、荷降ろし等の取り扱い操作ができる。
ISSN:0389-1763