放牧適性検定試験
九州沖縄農業研究センターで育種されたトールフェスク2系統と1品種を平成15年に、同じく2系統と2品種を平成16年に播種し、2つの放牧場を設置して適性を検定した。15年播種放牧場調査から、トールフェスクに対する牛の嗜好は罹病の程度により差が発現することが示唆され、育成系統は耐病性で標準品種に勝ると判断された。系統別には「九州14号」が「九州15号」より春の勢いや生産性などで勝ることから「九州14号」を有望と判定した。16年播種放牧場調査からは、「九州17号」は嗜好が良く有望ではあるが、生産量や再生の勢いなどでは比較系統に劣ることが窺えた。...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 宮崎県畜産試験場試験研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Livestock Experiment Station 2006-12 (19), p.36-47 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 九州沖縄農業研究センターで育種されたトールフェスク2系統と1品種を平成15年に、同じく2系統と2品種を平成16年に播種し、2つの放牧場を設置して適性を検定した。15年播種放牧場調査から、トールフェスクに対する牛の嗜好は罹病の程度により差が発現することが示唆され、育成系統は耐病性で標準品種に勝ると判断された。系統別には「九州14号」が「九州15号」より春の勢いや生産性などで勝ることから「九州14号」を有望と判定した。16年播種放牧場調査からは、「九州17号」は嗜好が良く有望ではあるが、生産量や再生の勢いなどでは比較系統に劣ることが窺えた。 |
---|---|
ISSN: | 0918-7278 |