深海生物採集用大型桁網(Beni-Zuwai 1号)の開発

水深1000mを超える深海においても、オッタートロールよりも短いワープ長で安定した曳網ができ、分布調査として十分な採集量を確保できる生物用採集器具を目指し、桁網を開発した。実際の調査に用いたところ、桁網は深海でも安定した曳網が可能であった。また、大型個体に関してはトロールと同等の採集能力を持ち、さらに小型個体も多く採集できることから、生活史を通した分布、生態調査に使用可能であると考えた。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:水産総合研究センター研究報告 2006-07 (17), p.69-82
Hauptverfasser: 廣瀬, 太郎, 養松, 郁子, 白井, 滋, 南, 卓志, 丹生, 孝道
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:水深1000mを超える深海においても、オッタートロールよりも短いワープ長で安定した曳網ができ、分布調査として十分な採集量を確保できる生物用採集器具を目指し、桁網を開発した。実際の調査に用いたところ、桁網は深海でも安定した曳網が可能であった。また、大型個体に関してはトロールと同等の採集能力を持ち、さらに小型個体も多く採集できることから、生活史を通した分布、生態調査に使用可能であると考えた。
ISSN:1346-9894