ラジカル消去活性の測定法とヤマブドウ抗酸化性に関する研究
簡便、高感度かつ多試料を測定可能なラジカル消去活性測定法を確立するため、DPPHラジカル消去活性、リノール酸メチルペルオキシド生成抑制、oxygen radical absorbance capaciy(ORAC)を利用して検討し、ヤマブドウを試料として実際に測定を行った。ラジカル消去活性は試料のポリフェノール含量とほぼ比例し、いずれの方法でも試料間の差を検出することが可能であった。ORACは検出感度が非常に高く、1000倍に希釈した試料での検出が司能であった。また、試験管内でのタンパク質の非酵素的糖化抑制を測定したところ、ヤマブドウジュース搾汁残滓の効果が非常に大きかった。...
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Veröffentlicht in: | 岩手県工業技術センター研究報告 = Research bulletin of the Iwate Industrial Research Institute 2003-06 (10), p.77-80 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 簡便、高感度かつ多試料を測定可能なラジカル消去活性測定法を確立するため、DPPHラジカル消去活性、リノール酸メチルペルオキシド生成抑制、oxygen radical absorbance capaciy(ORAC)を利用して検討し、ヤマブドウを試料として実際に測定を行った。ラジカル消去活性は試料のポリフェノール含量とほぼ比例し、いずれの方法でも試料間の差を検出することが可能であった。ORACは検出感度が非常に高く、1000倍に希釈した試料での検出が司能であった。また、試験管内でのタンパク質の非酵素的糖化抑制を測定したところ、ヤマブドウジュース搾汁残滓の効果が非常に大きかった。 |
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ISSN: | 1341-0776 |