ハウス立茎および露地普通栽培におけるグリーンアスパラガス若茎のBrix値とアスコルビン酸含量
グリーンアスパラガスのハウス立茎栽培及び露地普通栽培において、「ガインリム」と「ウェルカム」の2品種を供試し、収穫若茎のBrix値及びアスコルビン酸含量を経時的に測定した。品種間の比較では、「ガインリム」の方が両作型、全収穫期間を通して、Brix値、アスコルビン酸含量ともに高い値を示した。作型・収穫時期で比較すると、Brix値、アスコルビン酸含量ともにハウス立茎栽培夏芽<ハウス立茎栽培春芽<露地普通栽培の順に高くなる傾向にあり、明らかな変動が認められた。作型や収穫時期によって萌芽に用いられる養分の供給源が異なること、若茎の伸長速度が大きく変化することが変動要因として考えられた。また、ハウス立茎...
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Veröffentlicht in: | 北海道立農業試験場集報 2006-10 (90), p.51-54 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | グリーンアスパラガスのハウス立茎栽培及び露地普通栽培において、「ガインリム」と「ウェルカム」の2品種を供試し、収穫若茎のBrix値及びアスコルビン酸含量を経時的に測定した。品種間の比較では、「ガインリム」の方が両作型、全収穫期間を通して、Brix値、アスコルビン酸含量ともに高い値を示した。作型・収穫時期で比較すると、Brix値、アスコルビン酸含量ともにハウス立茎栽培夏芽<ハウス立茎栽培春芽<露地普通栽培の順に高くなる傾向にあり、明らかな変動が認められた。作型や収穫時期によって萌芽に用いられる養分の供給源が異なること、若茎の伸長速度が大きく変化することが変動要因として考えられた。また、ハウス立茎栽培では、立茎本数4本/株と6本/株についてもBrix値、アスコルビン酸含量の比較を行ったが、この処理水準間では2品種ともに収穫期間を通して差は認められなかった。 |
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ISSN: | 0441-0807 |