チャ品種の一番茶新芽の化学成分含有量の年次変動
同一の施肥管理を行った茶園のチャ36品種について, 1992~1995年の一番茶新芽の全窒素, 全遊離アミノ酸, カフェイン, タンニン, 6種類の遊離アミノ酸及び1993~1995年のアスコルビン酸含有量を分析した. 各化学成分含有量について, 品種, 年次を要因とする二元配置分散分析を行った結果, すべての化学成分含有量について, 1%水準で, 品種間及び年次間に有意差が認められた. カフェイン, タンニン, アルギニン含有量は品種間分散が年次間分散に比べて大きく, 短期間で評価しやすい形質であるといえた. グルタミン酸含有量は年次間分散が大きかった. 1994年は, 全窒素, 全遊離アミ...
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Veröffentlicht in: | Japanese journal of crop science 2006, Vol.75(4), pp.511-517 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 同一の施肥管理を行った茶園のチャ36品種について, 1992~1995年の一番茶新芽の全窒素, 全遊離アミノ酸, カフェイン, タンニン, 6種類の遊離アミノ酸及び1993~1995年のアスコルビン酸含有量を分析した. 各化学成分含有量について, 品種, 年次を要因とする二元配置分散分析を行った結果, すべての化学成分含有量について, 1%水準で, 品種間及び年次間に有意差が認められた. カフェイン, タンニン, アルギニン含有量は品種間分散が年次間分散に比べて大きく, 短期間で評価しやすい形質であるといえた. グルタミン酸含有量は年次間分散が大きかった. 1994年は, 全窒素, 全遊離アミノ酸, 各遊離アミノ酸の含有量が多く, タンニン含有量が少なかったが, 前年の中切りの影響によるものと推察された. |
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ISSN: | 0011-1848 1349-0990 |
DOI: | 10.1626/jcs.75.511 |